小学校受験ではどんな問題が出されるか知っていますか?
入試問題を公開していない小学校も多く、情報がなかなか得られないですよね。
どんな試験が出るか、一般的なものをご紹介します。
気になる試験内容
◆ペーパーテスト・・・
試験用紙がプリントで配られ、解いていきます。
文字を読んだり書いたりといったことはありません。
問題の指示はすべて試験管が口頭で行います。試験内容は話の記憶、図形、数量、思考、常識、推理など多岐にわたります。
◆行動観察・・・
他の受験生と一緒にグループ行動をする中で、集団の中でのコミュニケーション力や、協調性を見る試験です。
協力してバランスタワーを作成したり、共同で作品を作ったりと、様々な内容の試験が出されます。最近は多くの小学校で重要視されている試験です。
◆運動・・・
スキップや片足立ち、クマ歩きなど子供の運動能力を見るものや、椅子取りゲームなどの集団でのゲームを通してルールを守って楽しく運動できるかを見るものがあります。
他の受験生が運動をしているときにしっかり待っていることができるのかも見られています。
◆制作・巧緻性・・・
題材が与えられ、用意された材料を使って紙やハサミを使って制作をするものや、先生のお手本通りに制作をするものがあります。
また、服を畳んだりする試験もあり、器用さやしつけが家庭でなされているかが見られます。
◆絵画・・・
「夏休みの思い出」など日常生活や思い出を描かせる場合や、画用紙に書いてある図形を使って好きなように描かせるなど、想像をしたものを描かせる場合があります。
表現力や発想力が必要な試験です。
◆面接・・・
親子同席の場合と親のみの場合があります。
学校の教育方針と家庭の教育方針が合っているか、学校の取り組みに対して理解があるかなどを見るためのものです。
小学校によって、どの種類の問題を出すかはバラバラ
これだけの問題の種類があると、すべての対策をするのは大変そうですね!
ただ、小学校によってどの問題を出すかはバラバラなので、受ける小学校が決まったら、その小学校がどんな問題を出しているのを調べると良いですね。例えば、「絵画」は出さない小学校も多いです。
学校によって、どの試験内容にウェイトを置くかも異なります。このあたりは幼児教室からも情報を得られるでしょう。
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